旅烏
2007年 12月 06日
今日もまた、おれは空想の世界に足を運ぶ
いや、足を運ぶと言うより、いざなわれたと言ったほうが妥当だろう
おれはいつもの様に歩き続ける
一歩一歩踏みしめながら
ふと空を見ると、一通の手紙が降って来た
徐に手を伸ばし、手紙を掴む
裏を見ると、
そこには「ひろぼぉーへ」と丁寧に書いてあった
どうやらおれ宛らしい
開けて見るとこんな事が書いてあった
________数分後
続々とおれと同じ手紙を受け取った者達が
とある式場、どちらかと言えば豪勢な、そして白く結婚式には相応しい場所に集まりだした
おれは独りぼんやり立ち尽くしていた
何を考えていたのかははっきり覚えていない
その時、だれかが話しかけてきた
「よぉ、ひろぼぉー」
誰かと思い振り返って見ると、知人のゆずポンことキムチ鍋であった
「ご祝儀何買ったらいいかな??」とゆずポンはおれに尋ねてきた
「まぁ、値段より気持ちでしょ」とおれはカッコつけて答えた
ゆずはあきれたように
「・・・ッケ」
と吐き出し、フリマ(俗に言うフリーマケット)にご祝儀を探しに行った
ゆずと別れた後、間髪いれずに知人のしょたくん、雄くんが現れた
そういえば、雄くんと会うのは実に久し振りブリしんのすけだった
おれ等はいつもと変わらずに
「うぃっす!」と挨拶を交し合う
これが友達なのだろう
それから、ここでもご祝儀を何にするかが話題になった
「おれはデンデンの殻1000個あげるぜ!」と冗談交じりにしょたくんが呟いた
おれと雄くんは聞いてない振りをして受け流した
これぞまさにマトリックスレボリューション
しょたくんの弾丸のような呟きをおれ等は見事にかわしたのだ
その時、突然周りの招待客がざわつき始めた
そう、今回の主役せいぼぉーが現れたのだ
ミス
王のみにしか乗る事を許されない白馬(タマ)に乗りながら、
雄々しいオーラを身に纏いやって来たのだ
その後ろには花嫁のいちごさんが優々しい雰囲気を醸し出していた
「さぁ、式を創めるぞ」とせいが言う
待ちに待った結婚式の始まりである
「待ってくれー」
ゆずが鬼の形相をしながら走ってきた
どうやらご祝儀を買ったようだ
「間に合って良かった・・・」
息を切らして言う
__________
式場に入ると中は圧巻物だった
「これが結婚式場なのか・・・・」と雄君が思わず口に出す
ご祝儀を聖母に渡し、式は開催された
聖職者が聖なるお告げを読む
式場のatmosphereは次第に熱くなってくる
「チュー」、「ディープ!!!」、「抱擁!!」
などの声が飛び交う
主役を見ると二人とも顔が赤くなっていた
どちらかというと花婿の方は相当あがってる状態だ
お告げが終わり主役を見てみると、
恥ずかしさが愛に変わっていた
これが夫婦なのだろう
「今日はみんな集まってくれてありがとー!記念にみんなで写真を撮ろう!」とせいが言った
みんなはおおきなおおきなケーキがある写真スポットへ移動した
そこではプロの写真家がスタンバイしていた
「そこのひとちょっと右に・・もうちょっと・・・そうそう・・おk~」
写真を撮る際によくある日常的な会話だ
みんなの準備ができたとき、
「は~い、とりますよ~」とカメランは言う
目を閉じないようにしよう、
変顔しよう、
かっこよくうつろう、
思いは人それぞれである
「いちたすいちは~~?」
「に~(*´∀`)('ω'*)!!!」
パシャ
僕たちは今日一番の笑顔を魅せたのであった
________________
そして僕たちは各々の旅路につく
どこまでもどこまでも続く長い路
人々は皆こう想う
この路の先にはなにが待っているのか
そんなのは関係ない
今僕らが歩んでいるこの一瞬一瞬を懸命に生きていくことが
僕たちの旅なんだ
先の事を知ったらそれは旅とは言えない
ただの帰路だ
帰路なんて要らない
僕たちがこの空想の世界「メイプルストーリー」にいる意義は
旅をすること
そう
僕たちは旅人なんだ
あとがき
この小説は大人気作家ひろぼぉーの実体験である
旅の途中を描いた一説だ
全世界で9000万部ヒットした超絶大ベストセラーである
制作時間はリアルに1時間30を要した
あなたがもし子供であるならば、大人になって我が子にこれを読ましてほしい
子に夢を持たしてほしい
そう想ってかいた小説である
なぜこの文章に「。」を使わなかったか
それは、「。」とは終りを告げるモノだと私は想っている
旅に終りなどない そうおもって使わなかったのである
そのことを理解してほしい
もしよかったらご感想お待ちしています!
おまけ
いや、足を運ぶと言うより、いざなわれたと言ったほうが妥当だろう
おれはいつもの様に歩き続ける
一歩一歩踏みしめながら
ふと空を見ると、一通の手紙が降って来た
徐に手を伸ばし、手紙を掴む
裏を見ると、
そこには「ひろぼぉーへ」と丁寧に書いてあった
どうやらおれ宛らしい
開けて見るとこんな事が書いてあった
________数分後
続々とおれと同じ手紙を受け取った者達が
とある式場、どちらかと言えば豪勢な、そして白く結婚式には相応しい場所に集まりだした
おれは独りぼんやり立ち尽くしていた
何を考えていたのかははっきり覚えていない
その時、だれかが話しかけてきた
「よぉ、ひろぼぉー」
誰かと思い振り返って見ると、知人のゆずポンことキムチ鍋であった
「ご祝儀何買ったらいいかな??」とゆずポンはおれに尋ねてきた
「まぁ、値段より気持ちでしょ」とおれはカッコつけて答えた
ゆずはあきれたように
「・・・ッケ」
と吐き出し、フリマ(俗に言うフリーマケット)にご祝儀を探しに行った
ゆずと別れた後、間髪いれずに知人のしょたくん、雄くんが現れた
そういえば、雄くんと会うのは実に久し振りブリしんのすけだった
おれ等はいつもと変わらずに
「うぃっす!」と挨拶を交し合う
これが友達なのだろう
それから、ここでもご祝儀を何にするかが話題になった
「おれはデンデンの殻1000個あげるぜ!」と冗談交じりにしょたくんが呟いた
おれと雄くんは聞いてない振りをして受け流した
これぞまさにマトリックスレボリューション
しょたくんの弾丸のような呟きをおれ等は見事にかわしたのだ
その時、突然周りの招待客がざわつき始めた
そう、今回の主役せいぼぉーが現れたのだ
ミス
王のみにしか乗る事を許されない白馬(タマ)に乗りながら、
雄々しいオーラを身に纏いやって来たのだ
その後ろには花嫁のいちごさんが優々しい雰囲気を醸し出していた
「さぁ、式を創めるぞ」とせいが言う
待ちに待った結婚式の始まりである
「待ってくれー」
ゆずが鬼の形相をしながら走ってきた
どうやらご祝儀を買ったようだ
「間に合って良かった・・・」
息を切らして言う
__________
式場に入ると中は圧巻物だった
「これが結婚式場なのか・・・・」と雄君が思わず口に出す
ご祝儀を聖母に渡し、式は開催された
聖職者が聖なるお告げを読む
式場のatmosphereは次第に熱くなってくる
「チュー」、「ディープ!!!」、「抱擁!!」
などの声が飛び交う
主役を見ると二人とも顔が赤くなっていた
どちらかというと花婿の方は相当あがってる状態だ
お告げが終わり主役を見てみると、
恥ずかしさが愛に変わっていた
これが夫婦なのだろう
「今日はみんな集まってくれてありがとー!記念にみんなで写真を撮ろう!」とせいが言った
みんなはおおきなおおきなケーキがある写真スポットへ移動した
そこではプロの写真家がスタンバイしていた
「そこのひとちょっと右に・・もうちょっと・・・そうそう・・おk~」
写真を撮る際によくある日常的な会話だ
みんなの準備ができたとき、
「は~い、とりますよ~」とカメランは言う
目を閉じないようにしよう、
変顔しよう、
かっこよくうつろう、
思いは人それぞれである
「いちたすいちは~~?」
「に~(*´∀`)('ω'*)!!!」
パシャ
僕たちは今日一番の笑顔を魅せたのであった
________________
そして僕たちは各々の旅路につく
どこまでもどこまでも続く長い路
人々は皆こう想う
この路の先にはなにが待っているのか
そんなのは関係ない
今僕らが歩んでいるこの一瞬一瞬を懸命に生きていくことが
僕たちの旅なんだ
先の事を知ったらそれは旅とは言えない
ただの帰路だ
帰路なんて要らない
僕たちがこの空想の世界「メイプルストーリー」にいる意義は
旅をすること
そう
僕たちは旅人なんだ
あとがき
この小説は大人気作家ひろぼぉーの実体験である
旅の途中を描いた一説だ
全世界で9000万部ヒットした超絶大ベストセラーである
制作時間はリアルに1時間30を要した
あなたがもし子供であるならば、大人になって我が子にこれを読ましてほしい
子に夢を持たしてほしい
そう想ってかいた小説である
なぜこの文章に「。」を使わなかったか
それは、「。」とは終りを告げるモノだと私は想っている
旅に終りなどない そうおもって使わなかったのである
そのことを理解してほしい
もしよかったらご感想お待ちしています!
おまけ
by hiro_hokoman
| 2007-12-06 02:59